更新日:2010/12/25
今日は聖なる日。
クリスマスですね♪
イブの昨日からどのようにお過ごしでしょうか。
イエス・キリストの誕生日である12月24日、12月25日は
サンタの格好をした人があちこちにいたり、
クリスマスケーキや、プレゼントなど
TVやマスコミの番組なども
街中が、そして日本中がその雰囲気に染まりますね♪
私たちの気持ちもいつもと違った
なんだか聖なるモードになるようです。
素晴らしいことだと思います。
かたや
私どもの仏教の「 お釈迦さま 」の誕生日は
ご存じですか?
4月8日なのです。
この4月8日には
全国的に、「 はなまつり 」という行事が行われるのですが、
ご存じでしょうか?
クリスマスを知らない日本人はいなくても
「 はなまつり 」を知らない人は・・・
たくさんいらっしゃるでしょうね。
でも、4月8日には
本当にたくさんの寺院が全国的にこの「 はなまつり 」行事を行うんです。
代表的なのは、
花御堂という小さなお堂の中にある、お釈迦さまの誕生仏に、甘茶をかけてお参りするものです。
これだけ大規模に取り組まれながらも、これだけ細々とというか
社会的の影響力のほとんど無い(クリスマスと比べれば)行事も珍しいと感心してしまいます。
私自身、叔父が永正寺の住職であるにもかかわらず、
「 はなまつり 」の存在を知らなかったのです。
この世界に入る前までは。
今、住職と私は
この4月8日の「 はなまつり 」を
「 クリスマス 」と並ぶ国民的行事にしようと構想し、提唱しているのです。
仏教を開かれた
お釈迦さまは
「 苦しみに満ち満ちている人生に着目され、
その苦しみを究極に克服する方法と教えを伝えられた方です 」
つまり、仏教とは究極の「 癒し 」の教えなのです。
ですから、そのお釈迦さまが生まれた
毎年4月8日は、
日本全国癒しの日
「 ヒーリング・フラワー・デイ 」として
その日一日だけは、
心穏やかに、
癒しの花が、苦しみをすいとってしまうことを願って花を贈りあい、
争っていた人と仲直りして、
肉や魚を使わない精進料理を食べて心を落ち着かせ、
「 癒し 」について考え感じ、
国民的現代病となっている「 うつ 」や「 心を病むこと 」について理解を深める講習会が各地で行われるような
毎年4月8日は
「 癒し 」で日本国中が染まってしまう日。
今の行き場のない出口のない混迷に直面している日本が、少し明るくならないか?
仏教界、心理カウンセリング界、流通業界、マスコミなど様々に活用し、連携して実現させていきたい。
と構想しているのです。
毎年4月8日は「 ヒーリング・フラワー・デイ 」
「 癒し 」の日ですっ!
<続く>
次回はこの
「 ヒーリングフラワー・デイ 」の補足の説明を
するつもりです。
住職と私が書いた論文の原稿 ( 仏教の業界誌である「中外日報」に掲載 )
お寺向けの記事になります。
こちらの2ページ目です。
ヒーリングフラワーデイについてpdfファイル