更新日:2011/04/15
2011.4.15
前回からの続きです。
私たちは、実は
苦しみを無くすために、
その問題解決ばかりを追い続けているのです。
しかし、
そうしている私たちは、実は
ずっと苦しみの虜になってしまうのではないか?
それが前回の問いかけでした。
それならば、
問題ばかりを解決していくことでなく、
問題に振り回されるのではなく、
どうやって苦しみを無くしていくのか? です。
どうするのか?
それはもちろん、
苦しみの問題の解決に躍起になることではありません。
その苦しみを感じる「 心 」に着目するのです。
つまり、
同じ状況でも、同じ問題を抱えていても、
苦しみを感じる度合いが違うように、
であるならば、
そもそも「 心 」ができるだけ苦しみを感じない状態を
目指すのです。
どんな状態でも!?
「 できるだけ苦しまない心のあり方 」
を目指した、心のトレーニングをして、
苦しみを和らげ、苦しみを無くしていくのです。
それでは、
「 できるだけ苦しまない心のあり方 」
とは 一体どんな心のあり方なのでしょうか?
どんな心のあり方が、苦しみを感じにくいのでしょうか?
ここで、
皆さんに、二つ目の投げかけをさせていただきます。
「 私たちは、果たして、今、ちゃんと現実を生きているでしょうか? 」
<続く>